レーザー加工機の選び方|素材・用途・加工量から考える


レーザー加工機を購入する前に、まず「何を作りたいのか」を整理してみてください。
レーザー加工機は、価格や出力だけで選ぶよりも、加工する素材・サイズ・数量・設置環境などから考える方が失敗を減らせます。

使う素材は?

レーザー加工機を素材から選ぶ


最初に考えたいのが、加工する材料です。
大きく分けても木材、金属、アクリル、布、革、ガラスなどがあり、素材によって適したレーザーの種類や出力が変わります。


例えば木材の場合、彫刻だけなのか、板を切断したいのかによって必要な出力が違います。
厚い材料を切断したい場合は、より高い出力が必要になります。


金属加工も同じです。
ステンレス表札へのマーキング、アルミへの彫刻、アクセサリーへの名入れ、シーリングスタンプ制作などでは、それぞれ適したレーザーや加工方法が異なります。


「金属対応」と書かれているだけで機種を選んでも、実際に作りたいものには適していないことがあります。
まず加工したい素材と完成品を具体的に決めることが重要です。

どのくらい作りますか?


次に考えたいのが加工量です。
1回に数個作るのか、10個、100個単位で繰り返し制作するのかによって、必要になる加工速度や作業性は変わります。


商品として継続的に制作する場合は、レーザー出力だけでなく、材料の位置決め、治具の使いやすさ、加工範囲、連続作業のしやすさなども重要になります。

予算だけで決めない


10万円前後の機種から数十万円、100万円を超える機種まで、レーザー加工機の価格帯は幅広くあります。


ただし、本体価格だけでなく、排気設備、集塵機、治具、ロータリー、ハニカムパネル、交換部品、材料などの費用も考えておく必要があります。


「安い機種を買ったものの、作りたいものが作れなかった」という状態になると、結果的に買い替えが必要になることもあります。
価格より先に用途を決めることをおすすめします。

作りたいものから考える


例えば、飲食店で使用する爪楊枝に店名を入れたい場合、必要なのは大型機ではなく、小さな材料を正確に繰り返し加工できる環境です。


実際の完成イメージはこのようになります。

レーザー加工による爪楊枝への名入れ例


木材を使ってオリジナル雑貨を作りたい場合なら、
キーホルダー、ネームタグ、プレート、透かし加工など、
作る商品によって必要な加工範囲やレーザー出力を考えることができます。

レーザー加工による木製作品例 レーザー加工によるキーホルダー制作例 レーザー加工によるオリジナル作品例
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