ガルボタイプで人気のあるxTool F1のLite版が発売されるようです。既にxTool.comで発表されています。
xTool F1 Liteの概要
既に人気機種となっているXtool F1と同じサイズです。大きな違いはIRレーザーを搭載していな点です。10Wのダイオードレーザーのみとなります。加工速度もF1と同じ4000mm/sで0.00199mmのモーション精度と同様です。重さも4.6kgで持ち運びにも便利なマシンです。
価格はF1が201,000円(1/18日現在)ですが、F1 LiteはxTool,comで78$799で紹介されています。今日現在の為替レートで計算すると124,870.91円となります。一般的にIRの赤外線モジュールは高額ですから赤外線レーザーを使う素材を多く加工しない場合は、魅力的な価格のマシンだと思います。他機種のLaserPecker 2と比較すると価格的には割高かも知れませんが、個別の性能ではxToolF1 Liteが上を行くと思います。加工範囲も115mm×115mmです。LaserPecker 2は100mm×100mmです。この15mmの差は大きいです。直径100mmのコースターに彫刻等をするとよく分かります。
xTool F1 Liteのデメリット
日本での発売が予定されているxTool F1 Liteのデメリットは単にIRレーザーを搭載してないと言う点のみです。ステンレスや金、銀などの素材を扱う事が無ければLiteで十分だと思います。元々、一般的なレーザー加工機はダイオードのみのモジュールだけです。F1が世界初のデュアルレーザーだっただけなのですが、通常のダイオードレーザーであればレーザーヘッドを取り換えて使うのが当たり前でしたがF1はその手間すら無い最強のマシンです。
但し、ステンレス鋼およびコーティング金属はF1 Liteでも加工が可能です。赤外線モジュールはジュエリー等の加工には最適だと言えます。
レイザッカではF1の上位機種、F1 ultraを所有していますが、F1 Lite購入する前にF1 Liteでこんな素材は可能か?等の問合せを頂ければ実際に加工した写真をアップ致しますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
xTool F1 Liteの発売時期
現時点でjp.xTool.comでは商品発表がされていません。今までもそうですが本家の.comで新商品として発表されて1~2週間後にjp.xTool.comで発表されると思います。多分、2月に入ってからだと思います。発表され次第、当サイトでもお知らせ致します。
レイザッカとしての評価
xToolのマシンに統一をする迄には何台かのレーザー加工機を購入しました。チョットした小物やアクセサリー等の制作をしたい方、DIY大好きな方でレーザー加工機を購入しよう言う方も多いと思います。葉っぱに写真を加工したいと言う方がいらっしゃいましたが、要は加工設定と取り扱うデータの扱い方が重要です。
又、レーザー加工機を使う、、、と言う言葉で重要なのはそのレーザー加工機がどこの商品であるか?と言う事が最も重要だと思いますが、それ以外にサポート、ソフト等がセットになってシステムとして利用出来、言葉として「レーザー加工機を使っている」となります。たった15mm、、、ですが、15mmは大きいです。加工する為のソフトの仕上がりもメーカーによって様々です。
それら総合的な評価としてサイズ的に問題が無ければコンパクトで高性能なレーザー加工として「xTool F1 Lite」は最強マシンだと思います。XY方向で動作するレーザー加工機を使っている方がガルボタイプで且つ4000mm/sの業界で最速のF1 Liteの実際の加工している実機をご覧頂くと驚愕されると思います。
是非、日本国内での発売を楽しみにお待ちください。